うるおいはスキンケアと日々の生活習慣がもたらすもの
季節を問わず、肌の乾燥に悩む人は多いはず。スキンケアでしっかりとうるおいを補給していれば良い状態をキープできますが、生活習慣によっては肌に本来必要な水分や油分が不足してしまい、不安定になることもあります。
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スキンケアのコツ
SKINCARE
スキンケアの基本③
季節を問わず、肌の乾燥に悩む人は多いはず。スキンケアでしっかりとうるおいを補給していれば良い状態をキープできますが、生活習慣によっては肌に本来必要な水分や油分が不足してしまい、不安定になることもあります。
日頃のちょっとした行動が肌の状態を左右します。決して難しいものではありませんので、ぜひ今日から始めてみてください。
食べ物から取り入れた栄養を肌に届けるのは血行です。しかし、冷たい飲み物を取りすぎると、体温を低下させて血行不良を引き起こす可能性があるといわれています。血行不良を引き起こすと栄養が届きにくくなり、乾燥を引き起こしてしまう場合があります。
汗をかくことも、肌の保湿にいい作用をもたらし、乾燥肌の改善や予防に有効です。
汗の中には尿素、乳酸、乳酸ナトリウム、乳酸カリウムといった天然保湿因子が含まれています。これらの成分は水と親和性が高く、肌の表面の水分や角質層の水分と結びついてバリアをつくり、肌を乾燥から守ってくれます。ただし、大量の汗をかいた後は肌の表面で雑菌が繁殖する場合もあります。そんな時にはシャワーで洗い流すこともお忘れなく。
肌の表面の温度が下がりすぎると、水分や栄養分が蒸発して乾燥肌の原因になります。冷たい手で化粧水や乳液を塗布すると成分が肌に浸透せず、表面で乾いてしまいます。手が冷たい時はハンドマッサージで手を温めてからスキンケア。化粧水や乳液は手の平でやさしくゆっくり押し付けるようにつけましょう。
乾き知らずの理想の肌に近づくためには、食べ物からしっかりと栄養を補給することが大切です。
肌のうるおいを保つコラーゲンは、たんぱく質の一種です。肌のバリア機能を守り、うるおいをキープするためには、角質を形成するたんぱく質を意識して取り入れましょう。毎日の食事に取り入れやすい卵、納豆、豆乳はもちろん、肉や魚も積極的に。
亜鉛が欠乏すると、肌のたんぱく質合成が低下します。ターンオーバーが正常に働かなくなることから、亜鉛は肌にとって重要な栄養素です。たんぱく質とともに亜鉛を取り入れてみましょう。カキ、するめ、豚レバー、牛肉、卵、チーズ、高野豆腐、納豆、切干大根、アーモンド、落花生など、手軽に亜鉛を補給できる食材は数多く存在します。
肌の弾力とハリを担うコラーゲンの合成をサポートし、ターンオーバーを正常化する栄養素がビタミンC。体内の活性酸素を軽減する抗酸化作用があるため、肌へのダメージを防ぎ、シミ、シワ、たるみなどのエイジングケアにも期待できます。ビタミンCは、イチゴ、アセロラ、キウイなどのフルーツに豊富に含まれています。
乾燥知らずのうるおい肌は、日々の小さな心掛けが生むもの。スキンケアを丁寧に行いながら、いつもの生活習慣にも目を向けてみましょう。